今回は実際に私がFX取引前に読んだおすすめ本5冊を紹介します。
FXを実際に始める前にはネットで情報を得るだけでなく、書籍も読んでから始めようと思ったりしますよね。
ですが「FXを始める前にどんな本を読んだらいいの?」「いっぱい種類があって分からない!」「自分に合った本はどれだろう?」
と疑問に思っている方も多いはず。
そこで今回は実際に私がFX開始前に読んだおすすめ本5冊を紹介します。
この5冊さえ読めば初心者の方でもこわがらずにシステムトレードをはじめることができますよ。
ただし、今回紹介する本を読めば誰でも簡単に安全に絶対に稼げるわけではないことをご了承ください。
あくまでも参考にしていただき、取引に関してはご自身の責任を持って行ってくださいね。
それではさっそくFX取引前に読んだおすすめ本5冊をみていきましょう。
FX初心者におすすめの本5選
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
この本は「投資に興味はあるけど損をするのは絶対に嫌だ!」と思っている方におすすめ。
特にポイ活をされている主婦の方にはぜひ読んでいただきたい本です。
「お金を増やすにはどうしたらいいのか」
誰もが気になる悩みですよね。
本書は
・投資を始める前に知っておきたいこと。
・なるべく損をしない方法。
・リスクをとってお金を増やす方法。
が紹介されています。
FXの本というよりも資産運用の基礎知識が身につく本ですね。
はっきり言うと、FXに関して書かれていることはほとんどありません。
ですがもし、この本を先に読まずにFXの成功体験ばかり載っている本を読んでいたら。
きっと私はFXを1年も続けられていませんでした。
FXとは関係のない本だ、と思うかもしれませんが、正しいお金の増やし方が分かるとFXで無謀な取引をせずに済みますよ。
本書はお金のプロと言われている山崎元さんとお金には超素人の大橋弘祐さんの会話形式で書かれたとても読みやすい本です。
一年でお金を2倍に増やしたいという人には向きません。
ほんの少しずつでも増えたらいいなと思っている方には参考になるはずです。
書かれている主な内容はこちら。
・なぜ投資をするのか
・投資する金額を決める
・国債を買おう
・NISAを利用しよう
・複利で運用しよう
・「とりあえず投資」
私はこの本を読んでからすべての項目を実行し、継続しながらFXの世界にも足を踏み入れました。
結果は読んで大正解!
定期預金は解約し、「ゆっくりコツコツ貯蓄」と思って投資に励んでいます。
ぜひ読んでいただき、投資の知識とリスクの取り方をちゃんと理解してからFX取引をおすすめします。
ボリンジャーバンドを使いこなせばFXはカンタンに稼げる!
本書は「なぜ、勝てないのか」「ボリンジャーバンドで実績を残している投資家とはどう違うのか」
この答えをボリンジャーバンドで稼ぐ6人の投資家の実践例から解説している本です。
FX初心者だけでなく、稼ぐ投資家になりたい人向けの本にもなっています。
為替取引のチャートとして分かりやすく、入門書にも必ずと言っていいほど紹介されているテクニカル「ボリンジャーバンド」。
FX初心者もそうですが、プロの投資家たちにも非常に人気のあるテクニカルです。
分かりやすいテクニカルだと言われていますが、それでもやっぱりFXはなかなか勝つことなどできません。
ボリンジャーバンドの捉え方や稼ぎ方を徹底解説していますが、登場する投資家たちも一度大きく失敗した方や中長期的に稼ぐ方が多いのが特徴。
FXの怖さを知り、ちゃんと知識を得て取引されている部分では共感できます。
ですが、最初から自分も同じように稼げるというものではないことを理解しながら読むべき本です。
目次はこちら。
第1章 稼いでいる人がボリバンで見ているポイント
第2章 成功投資家たちのボリバンのパーツの見方
第3章 稼ぐ投資家のボリバン手法
宮下さとしさんの手法
福田健一さんの手法
田中義弘さんの手法
池田彩さんの手法
下田京太郎さんの手法
田中幸代さんの手法
第4章 シチュエーション別パターン分析
当初私はFXの裁量トレードをするつもりでした。
最低限のテクニカル分析ができるようにしておかないといけない、と思ったので人気のテクニカルを勉強するためこの本を手に取りました。
現在はFXの自動売買(システムトレード)の買い発注のみで取引していますが、ボリンジャーバンドはとても役に立っています。
システムトレードはほったらかし、とは言うものの、やはり為替の動きをボリンジャーバンドでおおよそ把握することはおすすめします。
FXトラリピの教科書
私はこの『FXトラリピの教科書』でFX自動売買を本格的に始めました。
取引を初めて1年が経ちましたが、コロナで大暴落にあっても撤退することなく今もコツコツ稼げているのはこの本のおかげです。
本書はマネースクウェアの自動売買システムを紹介している本です。
「マネースクエアで取引する気がないから自分には関係ないや」と思われる方もいるかもしれません。
裁量トレードを希望の方には向かない本です。
ですがこの本はFX自動売買(システムトレード)をお考えの方にとても役に立つ情報がたくさん載っています。
マネースクエアのトラリピはシステムトレードの元祖なので、この本を読めば自動売買のしくみだけでなく、FXを始めるにあたっての大切な心構えも教えてくれます。
きっと他社でシステムトレードを始める人でもこの本は役に立ちます。
FXを勉強するための本ではない、と言われる方もいます。
ですがこの1冊を読んで私は「今後自動売買のみで貯蓄するぞ!」と決意できました。
FXは裁量トレードで影ぐ方法だけでなく、自動売買トレードが有効な貯蓄方法になることを知ったのです。
為替相場の約7割がレンジ相場。
FXの取引を裁量トレードの短期取引で利益を上げるのではなく、レンジ相場でコツコツ利益を上げ、なおかつ長期で運用するという考えに切り替えれば、定期預金よりも加速度的に比較的安全に資産を増やすことができる、と教えてくれる教科書です。
実践FXトラリピの教科書
「FXの参加者の9割が負ける」「1年以内に撤退するのが8割」と言われるFXの世界。
ところがマネースクエアで取引している投資家の63%は儲かっていると言われています。
かく言う私も初心者ながら儲かっています。
この本に出会うまで数々のFXの本を読みましたが、ほとんどの書籍が自分の成功談を書いた本ばかり。
しかも大きな金額を一気に取引するやり方なので主婦の私には現実的ではありませんでした。
本書は先の『FXトラリピの教科書』同様、FXの考え方をガラリと変えてくれる本です。
『FXトラリピの教科書』の実践編なので参考書のように手元に置いておき時々見返すのもオススメ。
なにもFXは1回の取引で大きく稼ぐ必要はありません。
「相場に一喜一憂せず、自分の時間を有効に使いながらのんびり取引することが結局は大きく稼ぐことにつながる」と教えてくれる本です。
売買差益とスワップポイントを使ってゆっくり決済を待ちながら取引を行う。
この取引が主婦にとって一番いい貯蓄方法だと気づき、自分に合っていることが実践して分かりました。
ぜひ参考にしていただき、63%の投資家の仲間入りをしちゃいましょう。
黄金の卵を産むニワトリの育て方 FXトラリピ最強トレーダーの投資術
本書はFX自動売買(システムトレード)ツール「トラリピ」を使い、安定して資産運用を行うやり方を解説している本。
「お金を生む仕組み」を知り、「トラリピ」がなぜ資産運用に向いているのかが分かります。
具体的に「トラリピ」の使い方も解説されています。
おススメの取引通貨やどのあたりに仕掛けをすればいいかなど、とても具体的で参考になります。
内容としては年12%の利回りで運用を実践している2人のトレーダー、あっきんさんと鈴さんそれぞれのやり方を掲載。
私も本書に書かれていることを参考にし、実際に年12%で運用できています。
年12%の利回りって相当すごい。
定期預金の金利は年利0.2%ぐらいです。
「トラリピ」をうまく使って資産運用ができればこんなにいいことはないですね。
「そんなうまい話あるわけない」「危険な取引にはそれなりのリスクが待っている」
確かに2020年のコロナの大暴落では相当な痛手を負ったのは確かです。
ですが、ちゃんとリスクを把握して無茶な取引をしない限り大丈夫だということが分かりました。
FX相場はレンジ相場が約7割と言われているので「トラリピ」が向いているのは確か。
ただ、10年に一度訪れるといわれる大きな相場変動をしっかり管理する必要があるのも確か。
本書はそのリスクのあたりの説明が少し弱いかな、と思います。
必ずしも年利12%はもちろん、元本も保証されないことを理解したうえで、長期運用をするための参考に読んでみてはいかがでしょうか。
おまけ 今週のFX自動売買の成績
マネースクエアFXトラリピ口座情報
まずは口座状況から分析。
今週前半はコロナの変異種が見つかり、いったんおさまっていたコロナの流行がイギリスを中心に再度広まりました。
再びイギリスはロックダウンとなり、フランスイギリス間が一時往来不可となることも。
そのため為替相場も一気に急落。
買いエントリーが進みました。
ですが、後半はコロナワクチン開発が進み、更にファイザーのワクチン供給が増えたため為替相場が上昇。
譲渡前損益のところで4,000円の金額が載っているので今週は2,000円の利益を出すことができました。
それでは具体的に口座状況をみていきます。
証拠金維持率は1,000%越えを維持。
実質レバレッジも2倍以内なので安全圏で運用ができています。
評価損益のポジションが̠-11,000円以上。
まだコロナ前の相場には戻っていないのでそこまで心配はいらないです。
スワップポイントは30,000円を超え!
やはりメキシコペソのスワップポイントは大きい!
コロナの大暴落で買いエントリーが進み、2020年3月から約9か月、仕掛けていたレンジ幅の相場に戻り切っていないのでスワップポイントが貯まりに貯まっています。
1年近く預けた形となり、それが今も増え続けています。
相場変動に弱いメキシコペソですが、取引通貨でオススメなのはこのスワップポイントが大きいところ。
売買差益での利益獲得だけでなく、スワップポイントでも利益を積み上げることができるのがFX自動売買(システムトレード)のメリットです。
それに比べ、カナダドル/円のスワップポイントは一時一切つきませんでした。
それでもカナダドル/円は2020年の為替相場変動が激しかったので一番利益を出すことが出来ましたよ。
全体的に見て、評価損益の合計金額が-100,000円を切っているので優秀です。
ポジションサマリ
今度はポジションサマリをみていきます。
通貨ペアは変わらずカナダドル/円とメキシコペソ/円の2通貨。
売りエントリーは行わず、買いエントリーのみ。
メキシコペソの買いエントリーが戻らず、評価損益はカナダドルよりも大きく損しています。
ですがこれでもスワップポイントがきいているのでロスカットされない限り損切りはしません。
預託証拠金の額が少ないので利益金額も少ないですが、今後少しずつ入金し元本を増やしていく予定です。
私はあっきんさんのように毎月少しずつ入金、という形を取っていません。
相場が下がった時にチャンスととらえ、一気に入金して同時に買いエントリーを増やします。
「相場が下がった時」の判断が難しいのですが。
過去のデータである「リーマンショック」「コロナショック」の相場の下がり具合をみて私は判断しています。
10年に1度の相場変動はやっぱり来るってことをいつも頭に入れての取引はとっても大事ですね。
トラリピ管理表
続いてはトラリピ管理表。
色分けの意味はこちら。
白色・・・自身の設定したレンジ幅内で相場変動している。
青色・・・自分の設定したレンジ幅よりも上で相場変動している。
黄色・・・自分の設定したレンジ幅よりも下で相場変動をしている。
コロナショックが起きる前は注文件数4件。
コロナショック後はなんと14件に増やしていました。
相場が下がった時を狙って注文金額を多くし、利益金額も通常500円で決済のところを1,000円ないし5,000円にしました。
たまたま上手くいったところもありますが、このやり方で今後もゆっくり資産運用していこうと思います。
まとめ
今回の「実際に私がFX取引前に読んだおすすめ本5冊を紹介」の記事はいかがでしたでしょうか。
他にもお金に関する本でおすすめしたいものはたくさんあります。
またテーマを決めて別の記事でご紹介します。
今回はFXを始める際に読んでおいた方がいいと思う本を選ばせていただきました。
「FXは危険な取引なのでおすすめしない」と言われる方は多いのは確かです。
ですが、FXの基礎をちゃんと知り、勉強して取り組めば私のような主婦でも資産運用の方法の1つとして取り入れることはできます。
ご興味がある方はぜひ今回オススメした本を読んでいただければ幸いです。
それでは、「実際に私がFX取引前に読んだおすすめ本5冊を紹介」を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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